カルティエが展開したガーランド様式

「宝石商の王」カルティエは、1847年のフランス・パリで、一人の宝石職人が、師匠よりジュエリー工房を受け継いだことから歴史が始まります。

1859年にはフランス皇帝ナポレオン3世の皇后で、ウジェニー皇后が顧客になりました。
さらに英国王のエドワード7世、スペイン国王のアルフォンソ13世の御用達となりました。
その後もポーランド、ロシア、シャム・・という数々の国王の御用達となり、『宝石商の王・カルティエ』はその名を轟かせます。

20世紀初頭のジュエリーの様式を、ガーランド様式と呼びますが、これはカルティエが発案・展開した様式です。
この様式は花綱飾りといって、植物の葉や花、枝を様式化してつなぎ合わせたものです。
繊細な透かし細工も特徴の一つで、ゴージャスでいて上品です。

ガーランド様式のジュエリーといえば、アルセーヌ・ルパンの生誕100年を記念して製作された「ルパン」という映画で観ることができます。
総製作費は日本円にして37億円!とも言われるこの作品は、カルティエが全面協力したことでも有名です。

ガーランド様式の最高級ジュエリーが約15点、さらに「王妃の首飾り」レプリカを1点製作し提供したとのこと。
映画の中の豪華なカルティエのジュエリーに、女性はきっと心を奪われることでしょう。

Menu